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M&Aを利用した事業承継

佐藤 信

監修:佐藤 信アイアールアイM&Aコンサルティング株式会社 取締役
最終更新日:2018年2月20日

📋 この記事でわかること

  • M&Aによる事業承継の全体の流れ(磨き上げ〜クロージング
  • 各ステップで行うことの概要
  • ステップが省略されたり順序が前後するケース
  • 相談を始める窓口と進め方
📝 この記事のまとめ 📝
  • M&Aによる事業承継は磨き上げ→仲介者選定→事業評価→マッチング→条件交渉→基本合意→デューデリジェンス→最終契約→クロージングの流れで進むのが一般的です。
  • 各ステップの詳細や実務上の留意点は、それぞれ専用の解説記事で確認できます。
  • 案件の内容によっては、一部のステップが省略されたり順序が前後したりすることもあります。

ここでは、後継者不在の中小企業・小規模事業者を会社に引継ぐ場合(いわゆるM&A)の手続きフローをみてみましょう。

M&Aによる事業承継の一般的な流れ

中小企業・小規模事業者がM&Aによって事業を引き継ぐ場合、一般的には次のようなステップで進みます。それぞれの詳しい内容は各記事で解説しています。

  1. 事業の磨き上げ(準備):事業価値を高めるため、会社の強み作りやガバナンス・内部統制の向上、経営資源のスリム化に取り組みます。
  2. 仲介者・アドバイザーの選定:M&Aの実務を任せる仲介者・アドバイザーを選び、秘密保持契約を締結します。
  3. 事業評価:仲介者・アドバイザーが対象事業の価値を評価し、譲渡価格の目安を把握します。
  4. 譲り受け企業の選定(マッチング):候補先をリストアップし、条件面を踏まえて絞り込みます。
  5. 意向表明~条件交渉:候補企業から意向表明書を受け取り、価格や条件を交渉します。
  6. 基本合意書の締結:主要な合意事項を書面化します(通常は法的拘束力を持ちません)。
  7. デューデリジェンス:譲り受け側が財務・法務・事業リスク等を詳しく調査します。
  8. 最終契約締結:デューデリジェンスの結果を踏まえて再交渉し、売買契約書を締結します。
  9. クロージング:対価の受け渡しなど、譲渡を実行します。

案件によっては一部のステップが省略されたり、順序が前後したりすることもありますが、大まかな流れとしては以上のようになります。

M&Aによる事業承継手続きの流れ(譲り渡し側・譲り受け側)を示すフロー図

まとめ

  • M&Aによる事業承継は、磨き上げ(準備)から仲介者選定、事業評価、マッチング、意向表明・条件交渉、基本合意、デューデリジェンス、最終契約、クロージングという流れで進むのが一般的です
  • 各ステップの詳細や実務上の留意点は、それぞれ専用の記事で解説しています
  • 案件の内容によっては、一部のステップが省略されたり順序が前後したりすることもあります

よくある質問

結論:M&Aによる事業承継にかかる期間、全ステップを必ず踏む必要があるか、相談の始め方など、経営者が特に気になる3つの疑問にお答えします。

Q

M&Aによる事業承継は、どのくらいの期間がかかりますか?

A案件の規模や交渉の複雑さによって大きく異なりますが、仲介者・アドバイザーの選定からクロージングまで、一般的には半年から1年程度を要することが多いとされています。
Q

すべてのステップを必ず踏む必要がありますか?

A必ずしもそうとは限りません。例えば事業内容がシンプルな場合は基本合意書を締結せず直接最終契約に進むなど、案件によって一部のステップが省略されることがあります。
Q

どこから相談を始めればよいですか?

Aまずは仲介者・アドバイザーへの相談から始めるのが一般的です。あわせて、事業の磨き上げ(強み作りや経営資源の整理)にも早めに着手しておくことが望まれます。

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佐藤 信

👤 監修者

佐藤 信(さとう あきお)

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2018.02.20 更新

By IRI M&Aコンサルティング編集部 | 2018年2月20日