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M&A用語解説

ディスクロージャー(でぃすくろーじゃー)

ディスクロージャー(Disclosure)とは、企業が株主・投資家・取引先などの利害関係者に対し、財務情報や経営状況等の情報を公開することをいい、「情報開示」とも訳されます。上場企業には、金融商品取引法等の法令に基づき義務付けられる「法定開示」、証券取引所の規則に基づき義務付けられる「適時開示」、企業の判断で任意に行う「任意開示」(IR活動、決算説明会等)があります。

M&Aの実務では、対象会社が譲受企業に対して自社の財務・法務・事業に関する情報を開示する行為や、M&Aの実行自体を株主・従業員・取引先等のステークホルダーに開示するプロセスの両方の意味でこの語が用いられます。上場会社が当事者となるM&Aでは、適時開示規則に基づき、重要事実の決定・発生時に速やかな開示が求められます。

なぜM&Aで重要か

M&Aプロセスにおいて、対象会社による適切な情報開示(ディスクロージャー)は、譲受企業が実施するデューデリジェンスの基礎となる重要な情報提供の役割を担います。開示情報が不十分・不正確であった場合、契約上の表明保証違反として、クロージング後に損害賠償請求の対象となるリスクがあります。

また、上場企業が関与するM&Aでは、公表タイミングを誤ると金融商品取引法上のインサイダー取引規制や適時開示規則に抵触するおそれがあるため、開示範囲・時期・方法について専門家を交えた慎重な検討が必要です。

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監修者情報
監修者 佐藤信(IRI M&Aコンサルティング株式会社 取締役)
監修

佐藤 信(さとう あきお)

M&A・事業承継の専門家|IRI M&Aコンサルティング株式会社

IRI M&Aコンサルティング株式会社 取締役。M&A・事業承継に関する実務経験をもとに、中小企業の譲渡・譲受、事業承継、企業価値評価などの支援に従事。本サイトでは、専門用語を初めて学ぶ方にも理解しやすい表現を心掛け、実務で活用できる情報の監修を担当しています。

投稿者: IRI M&Aコンサルティング編集部 | 2016年9月16日 | 最終更新日: 2026年10月16日
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