📋 この記事でわかること
- 歯科医院M&Aの特徴(スキーム・許認可・院長引き継ぎのポイント)
- 歯科医院はいくらで売れるのか、営業利益ベースの相場の目安
- 高く売れる歯科医院に共通する特徴
- 無料相談から引き継ぎまでの実務フローと期間の目安
- 患者離れやスタッフ離職などよくある課題と対策
目次
歯科医院の承継に悩む先生へ
「そろそろ引退を考えているが後継者がいない」
「患者さんやスタッフのことを考えると簡単に閉院できない」
歯科医院は地域密着型のビジネスであるため、単なる廃業ではなく
👉**“引き継ぎ”という選択が非常に重要になります。**
現在、歯科医療業界では後継者不足が深刻化しており、
👉M&Aによる承継が急速に増加しています。

歯科医院M&Aの特徴
歯科医院のM&Aは、他業種と比較して以下の特徴があります。
- 医療法人か個人かでスキームが異なる
- 許認可(診療所開設)が関係する
- 医師(院長)の引き継ぎが重要
特に重要なのは、
👉**「患者が残るか」と「スタッフが残るか」**
であり、これが評価の中心になります。
いくらで売れるのか(相場)
歯科医院の価格は、主に収益と患者基盤で決まります。
■ 基本的な評価
- 営業利益(実態ベース)×3〜5倍
- または年間利益ベース
■ 実務上の目安
- 利益500万円 → 約1,500万〜2,500万円
- 利益1,000万円 → 約3,000万〜5,000万円
■ 評価に影響する要素
- 患者数・リピート率
- 立地(駅近・住宅地)
- 設備(ユニット数・CTなど)
- スタッフの定着
👉ポイント
設備よりも「継続収益」が重要
高く売れる歯科医院の特徴
評価が高い医院には共通点があります。
まず、患者数が安定していることです。定期検診の比率が高い医院は、将来収益が見込みやすく評価が上がります。
また、スタッフが長く勤務している医院は、引き継ぎ後の運営リスクが低いため、買い手に好まれます。
さらに、院長に依存しすぎていない体制も重要です。複数ドクターや分業体制がある場合、価格が上がる傾向があります。
M&Aの進め方(実務フロー)
歯科医院のM&Aは以下の流れで進みます。
- 無料相談・簡易査定
- 買い手候補の選定
- 条件交渉
- 基本合意契約
- デューデリジェンス
- 最終契約
- 引き継ぎ(診療継続)
👉期間:3〜6ヶ月程度
よくある課題と注意点
歯科医院のM&Aでは、特有の注意点があります。
■ 患者離れのリスク
院長交代により患者が減少する可能性があります。
👉対策
- 一定期間の残留
- 丁寧な引き継ぎ説明
■ スタッフ離職
スタッフが不安を感じると退職につながります。
👉対策
- 事前説明のタイミング管理
- 雇用条件の維持
■ 許認可・法人形態
医療法人の場合は、持分の有無や定款内容によりスキームが変わります。
スキームの違い
歯科医院M&Aでは主に以下の方法があります。
■ 個人開業医
👉事業譲渡が中心
(設備・患者・賃貸契約の引き継ぎ)
■ 医療法人
👉出資持分譲渡または理事交代
👉ポイント
税務・許認可の影響が大きい
成功させるポイント
実務上、成功する案件には共通点があります。
- 早めに準備を開始
- 銀行・専門家を巻き込む
- 買い手との相性を重視
- 引き継ぎ期間を設計
👉特に重要なのは
「人の引き継ぎ」=患者とスタッフ
まとめ|歯科医院は“閉めるより引き継ぐ時代”
歯科医院は、
- 地域に根付いた資産
- 継続収益があるビジネス
であるため、
👉適切に進めれば売却可能なケースが多い
です。
よくある質問
結論:売却相場、高く売れる医院の特徴、個人と医療法人の違い、患者・スタッフの引き継ぎなど、先生が特に気になる4つの疑問にお答えします。
無料相談のご案内
- 自院はいくらで売れるか知りたい
- 後継者がいない
- 将来に備えたい
関連記事
長年守り続けてきた事業の灯を、次の世代へつなぐ方法を一緒に考えてみませんか。
アイアールアイM&Aコンサルティング株式会社では、M&A仲介、事業承継、会社売却に関するご相談を無料で承っています。
会社名・所在地・従業員数・創業年・年間手数料収入をご準備いただければ簡易査定が可能です。
👤 監修者
佐藤 信(さとう あきお)
2026.04.20 更新
