第3話 なぜ負けたのか

負けた理由から、逃げるな。——そこに、次へ進む答えがある

上司に呼び出され、本当のことを言われた。
痛かった。でも、それが全部正しかった。

黒木から「今日はアポを1件でも取ってこい」と言われた佐藤。電話の基本フロー台本を受け取り、これを完璧にやればと気合を入れる。


頭の中が、真っ白だった。
何がダメだったのか、自分でもわからなかった。

10コール目で撃沈。30コール目には心が折れかける。「自分って、何のためにやってるんだ…」と自問する佐藤。


営業は、相手のためにある。
俺はそれを、わかっていなかった。

先輩・神谷から「相手のメリットを自分の言葉で伝えるんだ」とアドバイスをもらう。50コール目に切り口を変えて電話をかける佐藤。


悔しい。本当に悔しい。
でも、この悔しさを無駄にしない。

「じゃあ、今度一緒にしましょうか」初めてのアポイント獲得。黒木は「たまたまだろ」と言いつつも「次は契約まで持っていけ」と告げる。


この悔しさを、力に変える。
次は、必ず勝ちに行く。

次回 第4話「はじめての手応え」
毎日更新。


この話の登場人物

佐藤恒一

佐藤 恒一
主人公・27歳・元エンジニア → M&A仲介営業

黒木隆司

黒木 隆司
上司・45歳・部署マネージャー


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