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M&A用語解説
In-in(いんいん)
In-in(いんいん)とは、日本企業同士による国内M&Aをいいます。海外企業が関与するクロスボーダーM&A(In-out・Out-in)と対比される概念で、日本国内のM&A市場では件数ベースで最も多くを占める類型です。
言語・商習慣・法制度が共通しているため、クロスボーダーM&Aに比べてデューデリジェンスやPMI(統合後のマネジメント)の負担は相対的に小さい一方、業界内の人的なつながりや取引関係のしがらみ、企業文化の違いへの配慮が必要になる場面も少なくありません。
※国内M&Aでは、同一業界や地域内で当事者同士が取引先・知人等を通じてつながっている場合もあり、業界内での評判や人間関係が交渉に影響することがあります。そのため、相手先の選定や情報管理、関係者への配慮が重要になります。
なぜM&Aで重要か
後継者不在に悩む中小企業にとって、In-in型M&Aは事業承継の中心的な選択肢です。同業種・近接業種の国内企業への譲渡は、取引先や従業員との関係性を維持しやすく、円滑な引き継ぎにつながりやすいというメリットがあります。
一方で、狭い業界内での交渉となるケースが多いため、情報管理(秘密保持契約の徹底)や、競合他社への交渉内容の漏洩防止など、国内M&Aならではのリスク管理が重要になります。
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