M&Aコンサル用語集TOP / ア行 / Out-in閲覧数:191回
M&A用語解説
Out-in(あうといん)
Out-in(あうといん)とは、海外企業が日本企業を買収する形態のM&Aをいい、インバウンドM&Aとも呼ばれます。クロスボーダーM&Aの一類型で、対義語として日本企業同士のM&Aを指す「In-in」、日本企業が海外企業を買収する「In-out」があります。
日本は先進国の中でも対内直接投資(海外企業による国内投資)の水準が国際的に低いとされており、言語・商習慣の違いや規制・行政手続への対応、国内企業との関係構築の難しさなど、さまざまな要因が指摘されています。一方で、後継者不足に悩む中小企業の受け皿として、海外企業によるOut-in型M&Aへの関心も徐々に高まっています。
※クロスボーダーM&Aは国内M&Aと比べて、外国為替及び外国貿易法(外為法)上の事前届出等、追加的な規制対応が必要となる場合があります。個別の該当性は専門家にご確認ください。
なぜM&Aで重要か
Out-in型M&Aでは、買い手が海外企業であるため、企業文化・商習慣・言語の違いに起因するPMI(統合後のマネジメント)上の課題が生じやすく、国内同士のM&A(In-in)以上に丁寧なコミュニケーション設計が求められます。
一方で、海外の資本・販路・技術を取り込める点は売り手側にとって大きなメリットとなり得るため、後継者不在の中小企業にとってはOut-in型M&Aも事業承継の選択肢の一つとして検討する価値があります。
この用語のカテゴリー
関連用語
監修者情報
↑
