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会社を売る方法とは?M&A・事業譲渡の基本を社長向けに解説

佐藤 信

監修:佐藤 信アイアールアイM&Aコンサルティング株式会社 取締役
最終更新日:2026年3月12日

📋 この記事でわかること

  • 会社を売る(M&A)とはどういうことか、廃業や親族承継との違い
  • 中小企業が会社を売る3つの主な方法(株式譲渡・事業譲渡・合併)
  • それぞれの方法の特徴とメリット
  • 中小企業M&Aで株式譲渡が選ばれやすい理由
  • 会社売却によって得られるメリット(事業存続・雇用維持・引退資金)
📝 この記事のまとめ 📝
  • 会社を売る方法は主に「株式譲渡」「事業譲渡」「合併」の3つ
  • 株式譲渡は会社がそのまま存続し、従業員・取引先への影響が少なく手続きもシンプル
  • 事業譲渡は店舗・設備・ブランドなど必要な事業だけを個別に売却できる
  • 中小企業M&Aでは手続きの簡単さや税務面から株式譲渡が中心となっている
  • 会社売却により事業の存続・雇用の維持・引退資金の確保が期待できる

会社を売る方法とは?中小企業の社長が知っておくべきM&A・事業譲渡の基本

近年、「会社を売る」という選択をする中小企業の社長が増えています。

以前は会社をやめる場合、廃業か親族承継しかないと考えられていました。

しかし現在では

  • 後継者がいない
  • 引退したい
  • 事業を存続させたい

という理由から
M&Aによって会社を売却するケースが増えています。

この記事では、会社を売る主な方法や流れ、検討すべきポイントについて詳しく解説します。

会社を売るとはどういうことか

会社を売るとは、
会社の株式や事業を第三者に譲渡することを意味します。

このような取引は一般的にM&A(Mergers & Acquisitions)と呼ばれます。

M&Aというと大企業のイメージが強いかもしれませんが、
実際には日本で行われているM&Aの多くは

中小企業の事業承継M&A

です。

会社を売却することで

  • 事業を存続できる
  • 従業員の雇用を守れる
  • 社長は引退資金を得られる

といったメリットがあります。

そのため近年では、後継者問題の解決策としてM&Aを検討する企業が増えています。

会社を売る方法とは?中小企業の社長が知っておくべきM&A・事業譲渡の基本

中小企業が会社を売る主な方法

会社を売却する方法はいくつかあります。
代表的な方法は次の3つです。

株式譲渡

株式譲渡とは

会社の株式を買い手に売却する方法です。

会社のオーナーが保有している株式を
買い手企業に譲渡することで、
会社の経営権が移転します。

株式譲渡の特徴

  • 会社はそのまま存続する
  • 従業員の雇用契約は基本的に継続
  • 取引先との契約も基本的に維持
  • 手続きが比較的シンプル

中小企業のM&Aでは
最も一般的な方法です。

特に以下のような場合に適しています。

  • 会社全体を引き継ぎたい
  • 従業員や取引先への影響を最小限にしたい
  • 会社のブランドを残したい

② 事業譲渡

事業譲渡とは

会社の事業の一部または全部を売却する方法です。

株式譲渡と違い、
会社そのものではなく

  • 店舗
  • 設備
  • ブランド
  • 顧客
  • ノウハウ

などを個別に譲渡します。

事業譲渡の特徴

  • 必要な事業だけ売却できる
  • 会社自体は残る
  • 契約の引き継ぎ手続きが必要

例えば

  • 飲食店の店舗売却
  • 美容院の事業譲渡
  • IT事業のみ売却

といったケースでは事業譲渡が使われることがあります。

合併

合併とは

会社同士を統合する方法です。

合併には

があります。

しかし実務では

  • 手続きが複雑
  • 税務の検討が必要

という理由から中小企業の会社売却ではあまり多くありません。

中小企業のM&Aは株式譲渡が中心

実際の中小企業M&Aでは

株式譲渡が最も多く利用されています。

その理由は次の通りです。

  • 手続きが比較的簡単
  • 会社をそのまま引き継げる
  • 従業員や取引先への影響が少ない
  • 税務面でも整理しやすい

そのため、会社売却を検討する場合、まず株式譲渡を前提に検討するケースが多くなります。

よくある質問

結論:会社を売る方法の種類、中小企業で一般的な手法、株式譲渡と事業譲渡の使い分け、売却のメリットなど、特に気になる4つの疑問にお答えします。

Q

会社を売る方法にはどんなものがありますか?

A主に「株式譲渡」「事業譲渡」「合併」の3つです。株式譲渡は会社の株式を買い手に売却して経営権を移す方法、事業譲渡は店舗・設備・ブランドなど事業の一部または全部を個別に売却する方法、合併は会社同士を統合する方法です。
Q

中小企業のM&Aではどの方法が一般的ですか?

A株式譲渡が最も多く利用されています。手続きが比較的簡単で、会社をそのまま引き継げ、従業員や取引先への影響が少なく、税務面でも整理しやすいためです。
Q

株式譲渡と事業譲渡はどう使い分けますか?

A会社全体を引き継ぎたい・従業員や取引先への影響を最小限にしたい・ブランドを残したい場合は株式譲渡が適しています。飲食店の店舗売却など、必要な事業だけを売却したい場合は事業譲渡が使われます。
Q

会社を売却するメリットは何ですか?

A事業を存続できる、従業員の雇用を守れる、社長は引退資金を得られる、という3つのメリットがあります。後継者問題の解決策としてM&Aを検討する中小企業が増えています。

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👤 監修者

佐藤 信(さとう あきお)

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2026.03.12 更新

By IRI M&Aコンサルティング編集部 | 2026年3月12日