第三者割当増資(だいさんしゃわりあてぞうし)

第三者割当増資とは、既存の株主であるか否かを問わず、ある特定の第三者に対して企業が新株を発行して資金調達を行う方法のことを言います。

これは増資にあたりますので、この手段で調達した資金は資本金の増加を伴います。第三者割当増資は、企業の自己資本を充実させ、財務体質の強化につながります。ただし既存株主にとっては持ち株比率が低下する上、不公平な株価で新株が発行された場合に希薄化により経済的に不利益を被る可能性がありますので、各種規制が存在しています。

投稿者: | 2016年12月14日