信託型ライツプラン(しんたくがたらいつぷらん)

信託型ライツプランとは、敵対的買収の対抗策の一種であり、敵対的買収者が現れた場合にその敵対的買収者を除く株主全員に対して、新株予約権を付与するもので、その新株予約権が行使されることにより、敵対的買収者が保有する議決権比率を低下させることができるようにしておきます。

また、「信託型ライツプラン」においては、企業の経営陣が、自己保身のために使わないよう、経営陣から独立した第三者機関を設け、その買収提案が同社の企業価値や株主利益を損なうものかどうかを検討のうえ、取締役会に信託型ライツプランを発動するかどうかを勧告することになります。

投稿者: | 2016年12月14日