三角合併(さんかくがっぺい)

三角合併とは、企業が合併する際に合併で無くなる企業の株主に対し、存続する企業の株式ではなくその親会社の株式を渡す手法です。

外国企業がこの手法を使えば多額の現金を使った買収をしなくても自社株を使って日本にある子会社と日本企業を合併させて傘下に収めることができます。海外からの投資を促す狙いで、新会社法に当初から盛り込まれていましたが、外資による買収増加を心配する経済界が反対したため解禁が遅れました。

投稿者: | 2016年10月21日