株式交換(かぶしきこうかん)

株式交換とは、既に存在する株式会社が対象会社を100%子会社にするための企業再編手法で、子会社となる会社の株主に対して、その保有している株式を親会社となる会社株式に交換致します。

株式交換により100%親会社となる会社を完全親会社、100%子会社となる会社を完全子会社といいます。完全子会社となる予定の会社の株主は、株式交換契約によって決められた株式交換比率によって、完全親会社の株式を割り当てられます。株式交換は平成11年商法改正により導入された制度で、これにより株式会社は、株式を買い取るための資金を持たなくとも、時価総額の大きい会社であれば自社株式を対価に、機動的に企業買収をおこなえることとなりました。

投稿者: | 2016年10月6日