ディスカウンテッドキャッシュフロー法(でぃすかうんと・きゃっしゅ・ふろーほう/Discount cash flow method)

ディスカウンテッドキャッシュフロー法とは、企業が将来生み出すキャッシュ・フローを当該企業のリスクを反映した割引率で、現在価値に割り引いて価値を算定する方法の事をいいます。「DCF法」「割引キャッシュフロー」「割引現金収支法」などともいわれています。
M&Aにおける買収ターゲットの選定や、合併の際の合併比率を算定する際の目安としても利用されています。

ディスカウンテッドキャッシュフロー法による評価では、将来の経済的利益を評価額に織り込むことが可能です。
WACC(Weighted Average Cost of Capital:加重平均資本コスト)、CAPM(Capital Asset Pricing Model:資本資産価格モデル)など、比較的新しい理論に基づいております。

投稿者: | 2016年9月16日