スローハンド型買収防衛策(すろーはんどがたばいしゅうぼうえいさく)

スローハンド型買収防衛策とは、買収防衛策の類型の一つで買収対象となった会社の取締役会構成員の交代を一度に行うことができないようにして、防衛策の発動を阻止するのに時間を浪費するさせる方法をいいます。

これは、複数の取締役の任期に差を設ける「期差選任制」を採用することによって、取締役会の構成員の交代を一度に行うことができないため、買収者が買収対象先の買収防衛策の発動を阻止したり廃止したりするのに時間を要する仕組みを作る方法です。

投稿者: | 2016年9月16日