シナジーバイヤー(しなじー/Synegy Buyer)

シナジーバイヤーとは、M&Aにおいて現状の自社の事業の強化や事業の拡大にとって相乗効果(シナジー)があると判断して、その目的を持って買い手となる事業会社を呼びます。

M&Aを行うことで運用利益の追求を図り直接的な利益を得ることを目的としたファイナンシャルバイヤーとの区分において、このように呼ばれます。シナジー効果があることを買い手が想定することにより売却価格は高くなると理論上は考えられます。赤字会社であってもシナジーバイヤーに対してであれば売却可能性が残ります。ただし、売り手が側の事業内容に精通していることもあり価格の査定はシビアになるという見方もできます。

投稿者: | 2016年9月16日