ゴールデンパラシュート(ごーるでんぱらしゅーと/Golden Parachute)

ゴールデンパラシュートとは、買収防衛策のひとつです。

通常戦略的買収が成功すると、買収直前の被買収企業の取締役は解任されることが多いです。ゴールデンパラシュートは、あらかじめ取締役の退職金を高額に設定しておくことによって、買収する側は買収後の出費を予想し買収をあきらめる、といった予防効果が見込まれます。実際に買収が行われた時には、取締役個人のソフトランディングを可能とする黄金のパラシュートという意味で、このようにいわれています。
ただし、高額退職金を当て込んで、被買収企業の取締役が買収を承認する方向に傾くという逆の効果が発生することもあります。

投稿者: | 2016年9月16日