営業譲渡(えいぎょうじょうと)

営業譲渡とは、事業譲渡とほぼ同義語として使用され、企業を構成する事業の一部を他社に売却することをいいます。

譲渡する対象としては、事業体の資産・負債の他、事業に必要な無形資産、人員、ノウハウなども含まれます。譲渡する企業にとっては、不採算部門を切り離し、経営基盤強化を図るなどの効果を求め、買収する企業にとっては譲渡内容を当事者間で取り決めできるため、会社ごとの譲渡において最も懸念される、簿外債務や不良資産まで引き継ぐリスクを回避できるというメリットがあります。

投稿者: | 2016年10月6日