総資産利益率(そうしさんりえきりつ)

総資産利益率とは、「総資本利益率」や「ROA」とも呼ばれ、企業が全ての資産を利用して、どれだけの利益を上げているのかを示す、総合的な収益性の財務指標をいいます。

これは、利益を総資産で割って算出され、分母の総資産は企業規模を表し、また分子の利益は企業の一定期間の最終成果である「当期純利益」を用いることが多いです(分子の利益に経常利益や営業利益を用いる場合もあり)。また、同業種の競合企業と比較されることが多く、投資家の注目度も高いことから、総資産利益率の改善を経営課題(目標)に掲げる企業も多いです。

投稿者: | 2016年12月14日