垂直型M&A(すいちょくがたえむあんどえー)

垂直型M&Aとは、「垂直型」が商品の流通で考えると製造会社・流通会社・販売会社のように、商品の川上と川下にあたる業種の関係性をいい、そして、この関係性に基づいてM&Aを行っていくことをいいます。

これを川上側から見ると、販路を確保すると同時に、消費者のニーズに即応した商品開発を行なえるメリットがあります。また川下側から見ると、流通コストを削減することで、価格競争に勝ち抜く体制をつくれます。
このようなシナジー効果を期待するのは、どのような業界でも想定できるため、最もオーソドックスなM&Aの形態と言えます。

投稿者: | 2016年12月14日