再調達原価法(さいちょうたつげんか法)

再調達原価法とは、不動産鑑定評価等において不動産の価格を求める手法の一つであり、単に「原価法」ということもあります。不動産を再び購入すると仮定した場合に必要な金額を再調達原価といい、そこから価値の低下する要因に応じて減価修正を行なって算出します。
同じような不動産を購入するにはいくら掛かるのかを計算し、そして建物が老朽化していたり設備が陳腐化している場合にはその分だけ評価額から差し引くことで評価額を計算する方法です。特に、建物の評価に有効とされるが土地の評価においても使用されます。

投稿者: | 2016年10月21日