救済型M&A(きゅうさいがたえむあんどえー)

救済型M&Aとは、経営不振となり破綻する可能性が高まっている企業に対して、資本参加により経営権を譲りうけるのと引き換えに、増資を受け入れるなど経営再建を目指す形で行われるM&Aのことです。対象企業自身から救済元に働きかけるケース、親会社やメインバンク等の外部からの依頼で行うケースの両方が有ります。
救済型M&Aの特徴としては、多くの場合で買収企業に対する新株発行を伴う点が挙げられます。新株発行を行う理由としては、新株発行によって手に入れた資金を会社に投入し、経営再建を迅速かつ効率的に進めるためです。

投稿者: | 2016年10月7日