企業価値

企業価値とは、どれだけ社会に役立っているかを金額にあらわしたものであり、「会社の値段」ともいえます。金融論的には、企業が将来にあたって創出する利益の合計額といえます。

企業価値の算定方法には、大きく3つ評価方法があります。1つ目は、過去にどれだけ稼いだかというコストアプローチ。ここでは、資産から負債を差し引いた純資産に土地や株などの含み損益を調整して計算します。2つ目は、今現在の、相場はいくらかという、市場の株価を基礎として計算するマーケットアプローチ、3つ目は、将来いくら生み出すかという、インカムアプローチです。2つ目のマーケットアプローチは上場株式にしか適用できないため、類似会社を比準する方法などを用いる。この中から、企業価値を計算する目的に応じて適切な算定方法を選択適用します。

投稿者: | 2016年10月7日