サンセット条項(さんせっとじょうこう)

サンセット条項とは、株主総会などで定期的に買収防衛策種類株式などの妥当性をチェックするための仕組みのことをいいます。

2005年5月に経済産業省及び法務省が公表した「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」において、買収防衛策の合理性を確保するための措置としても挙げられ注目されました。
サンセット条項を定めることにより、一定期間毎にその適否を株主に諮ることになるため、経営陣の保身による買収防衛策の設定や当初の目的を終了または逸脱した種類株式の継続など企業として合理性を欠いた規定を抑制することができます。

投稿者: | 2016年9月16日